事前研修

第7回 7月21日(月) イオンリテール潟Cオンナゴヤドーム前店にて

 2014年7月21日(月・祝)に,に,イオンリテール株式会社 イオン ナゴヤドーム前店において,名古屋市立高校生海外派遣 第7回事前研修が実施されました。

 団員たちは自分の名刺を持っています。また,事前研修では,社会に出てから初めて会う方との挨拶である名刺交換について研修しています。はじめに,今回の企業研修を引き受けてくださった店次長の中山様と名刺交換をさせていただきました。

 つづいて,中山様からイオングループについてのお話がありました。イオングループには,イオンモール,イオンリテール,イオンフィナンシャルサービス,ツヴァイ,ミニストップ,マックスバリュ,ザ・ビッグなど,いろいろな会社があるとのことです。  つづいて,環境問題への対応についてのお話がありました。はじめは植樹についてです。イオン ナゴヤドーム前店の周りには,1万5千本の木が植えられているとのことです。また,新しく店舗が完成すると,イオンの従業員の方々や近所の方々が植樹をされるということでした。  また,木を伐採してつくられる割りばしは,必要としているお客さまだけにお渡しをしているとのことです。また,石油から作られているレジ袋についても,有料化とすることで環境負荷の低減を実施しているとのことでした。

 また,店先で回収している資源についてのお話がありました。回収している資源は,ペットボトル,ペットボトルのふた,肉や魚などのトレー,プラスチック製品,牛乳パック,アルミ缶,小型家電,洋服,食用油などです。本当にさまざまな資源を店先で回収し,リサイクルやリユースを推進しているとのことでした。たくさんのお客さまが集まる場所だからこそ,大切にしなければいけない運動ということでした。

 つづいて,トップバリューというイオンのブランドについてのお話がありました。日本はメーカーの力が強く,価格への影響力も大きいとのことでした。しかし,前述のように,たくさんのグループ会社を保有して大きな会社になると,販売力も大きくなることから,メーカーへの発言力が出てくるということです。 つづいて,最近,いろいろな場所で使用されている電子マネーについてのお話がありました。電子マネーは,そのお客さまが何を購入したかが分かるため,それを分析することで,お客さまが望んでいる商品が分かるということでした。それが,プライベートブランドとして商品化されるということでした。

 つづいて,従業員の方々の人材育成についてのお話がありました。サービス介助士,認知症サポーター,eco(エコ)検定,救命講習など,さまざまな資格を取得し,お客さまに対して,サービスを向上するように努めているとのことでした。  つづいて,社会貢献についてのお話がありました。「幸せの黄色いレシートキャンペーン」「イオン 社会福祉基金」「ご当地WAON」など地域の活性化につながる取り組みや,豊かな社会をつくっていくための取り組みを推進しているとのことでした。  つづいて,次世代育成への取り組みとして「チアーズ クラブ」についてのお話がありました。子供会が減少している現代社会において,地域のつながりがうすいということがあります。環境学習・体験を通じて,次世代を担う子どもの育成を目指しているとのことでした。  また,@アジアシフト,A大都市シフト,Bシニアシフト,Cデジタルシフトなど,昔の販売形態から,今の日本の実情に合わせた販売形態へシフトしているというお話をしていただきました。

 つづいては,店内を案内していただきました。いろいろな取り組みについてお話いただいたあとに,その実践例を見学させていただくことができました。店舗が回収している資源を集めている場所や,それらを新たな資源として活用している様子などです。

 集められたトレーを機械で溶かし,ブロック状にして,そこから,商品を運搬する箱ができあがっていることなどを勉強することができました。

 今回,イオン ナゴヤドーム前店へ企業訪問することにより,環境問題への対応,経営戦略,従業員さまへの人材育成教育,社会貢献,次世代育成への取り組みおよびお客さまへのサービスの提供への工夫など,本当にいろいろなことを学習することができました。海外の店舗では日本国内とどのような違いがあるのかをしっかりと見学し,国内外の企業の違いについて理解を深め,国際的な視野を広げていきたいと思います。

 イオンリテール株式会社 イオン ナゴヤドーム前店には,お忙しいなか,企業研修にご協力いただきまして,本当に感謝いたしております。ありがとうございました。